
高圧洗浄だけじゃ足りない?外壁のカビ・コケ徹底除去法
皆様こんにちは! 横浜ペイントは横浜市を中心に高品質&低価格な外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理をご提供する専門店です。 横浜ペイントのブログをご覧頂きありがとうございます♪ 本日は、高圧洗浄だけでは足りない外壁のカビ・コケについて詳しく解説させて頂きます。 ぜひ最後まで、みて頂ければ嬉しいです。 はじめに 1. 外壁にカビやコケが生える原因 外壁は一年中、紫外線・雨・風・湿気などにさらされています。特に日当たりの悪い北面や、風通しの悪い場所は湿気がこもりやすく、カビやコケが繁殖しやすい環境です。 主な原因は以下の通りです。 湿度の高さ:梅雨時期や秋の長雨、海や川の近くなどは湿気が多い 日照不足:北側や建物の陰は乾きにくい 外壁の経年劣化:塗膜が劣化すると防水性が低下し、胞子が付着しやすくなる 排気ガス・汚れの付着:汚れが養分となり、コケやカビが広がる 外壁にコケが生える原因とは?今すぐできる防止対策も徹底解説! | 外壁塗装・屋根塗装の腕利き職人集団 塗り処「ハケと手」 2. 放置するとどうなる? 外壁のカビやコケは見た目の問題だけではありません。 放置することで次のような悪影響があります。 美観の低下:家全体が古びた印象になる 塗膜の劣化促進:カビやコケが塗膜に密着し、防水性を奪う 外壁材の腐食:特にモルタルや木部は内部まで水分が浸透しやすい 健康被害の可能性:胞子が空気中に舞い、アレルギーや喘息を悪化させることも 3. 高圧洗浄の限界 外壁掃除といえば「高圧洗浄」を思い浮かべる方が多いですが、実はこれだけでは不十分なケースが多いです。 高圧洗浄の特徴 メリット 短時間で広範囲の汚れを落とせる 物理的な力でカビやコケを剥がす デメリット 根を深く張ったカビ・コケは完全に除去できない 強すぎる水圧は塗膜や外壁材を傷める 一時的にきれいになっても再発が早い 特に外壁の目地や細かい凹凸に入り込んだカビは、水だけでは落ちず、残った胞子から再び繁殖します。 高圧洗浄機のホース修理にゴリラテープは有効?限界と注意点解説 | クリーン家電ガイド:掃除機・洗浄・処理機の選び方 4. 徹底除去のための方法 4-1. バイオ洗浄(薬剤洗浄) 専用の洗浄剤を使い、カビやコケの根まで分解して除去する方法です。 市販の外壁用カビ取り剤や、業者が使用するプロ用バイオ洗浄剤があります。 手順例 外壁のホコリや泥を軽く水で流す 薬剤を希釈してスプレーまたは刷毛で塗布 10〜20分放置(直射日光は避ける) 軽くブラシでこすり、水で十分にすすぐ バイオ洗浄とは?メリット・デメリットや実施手順について解説 4-2. 軽度の汚れなら中性洗剤+ブラシ 新築から数年以内で、汚れが軽い場合は家庭用中性洗剤で落とせます。 手順例 水で外壁を濡らす 中性洗剤を希釈し、柔らかいブラシで円を描くようにこする 洗剤が残らないようしっかり水で流す ※金属ブラシや硬いスポンジは塗膜を傷めるためNGです。 4-3. 酸性クリーナー コケ汚れに効果的ですが、酸性は外壁材によっては変色の恐れがあるため注意が必要です。使用前に目立たない場所で試します。 酸性洗剤のおすすめ13選。水垢や黄ばみなどの汚れを落とすのに役立つ製品をご紹介 4-4. プロ業者の外壁洗浄 広範囲のカビ・コケや高所作業はプロに任せるのが安全です。 業者は高圧洗浄とバイオ洗浄を組み合わせ、根本的に除去します。再発防止のため防カビ剤を塗布することもあります。 5. 再発防止策 5-1. 防カビ・防藻塗料の活用 塗り替え時に防カビ性能の高い塗料を選ぶことで、再発までの期間を大幅に延ばせます。 例:日本ペイント「パーフェクトトップ(防藻防カビ機能)」など。 5-2. 定期的な洗浄 年1回程度の水洗いで汚れを落とし、胞子が定着する前に防ぎます。 5-3. 周囲環境の改善 植木や庭木の剪定で風通しを良くする 雨樋の詰まりを取り除き、外壁の水はけを改善 側溝の掃除で湿気を減らす パーフェクトトップの評判とデメリットを塗装のプロが耐久性や相場を徹底解説! | 外壁塗装の神様 6. 注意点 脚立や高所作業は転落の危険があるため無理をしない 塗膜が劣化している場合は掃除より塗り替えを優先 塗料や外壁材に適した洗剤を選ばないと変色や剥がれの原因になる 7. まとめ 外壁のカビやコケは見た目だけでなく、家の寿命にも影響を与える厄介者です。 高圧洗浄は一時的な効果しかない場合が多く、バイオ洗浄や防カビ塗料の活用が再発防止のカギです。 軽度なら家庭で洗浄、中〜重度は業者に依頼 洗浄後は必ず防カビ対策をセットで行う 定期的な点検と環境改善で長くきれいな外壁を維持 外壁は家の「顔」です。清潔な状態を保つことは、美観と耐久性、そして家族の健康を守ることにつながります。スタッフブログ