住宅ローン金利の現状と背景
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家を検討する時は必ず見るものそれが住宅ローン数年前は下がったから買い時という話でしたが、その時は物件価格が高騰していたので買うのをためらった方は少なくないんではないでしょうか。
2025年の後半、わたしたちの暮らしにその動きがどう影響してくるのか、気になりますよね。
今はどうなのか買い時なのか慎重になるべきかここで紹介させて頂きます。
1. 現状の住宅ローン金利と背景
1.1 日銀の金融政策と政策金利の推移
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2024年7月にマイナス金利政策を終わらせ、政策金利が0.25%に引き上げられました。
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その後、2025年1月には再度利上げが実施され、0.50%となり、17年ぶりの高水準となっています AP Newsグローバルプロパティガイドフィナンシャル・タイムズ。
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ただし、日銀は依然として慎重な姿勢を維持しており、7月末時点でも政策金利は据え置き(0.5%)とされています。今後のインフレや賃金動向を見極めつつ、段階的な利上げの可能性を示唆しています Reuters+1。
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元日銀総裁の黒田氏も、持続的な2%インフレ達成を見据えて、今後も利上げが続くとの見通しを示しています Reuters。
私もこの時のニュースをよく覚えています。住宅ローンが高騰する前に家を決めないとという焦りはありました。
1.2 住宅ローン金利への影響
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政策金利の上昇を受けて、主要銀行の短期プライムレートも上昇傾向にあります。みずほ銀行や三井住友トラスト銀行は1.875%、りそな銀行は2.125%、MUFGや三井住友銀行も約0.25ポイントの引き上げを実施しています グローバルプロパティガイド。
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変動金利型ローンが新規の住宅ローンの約80%を占める日本では、政策金利と連動する金利の動向が住宅ローンにも直接影響してきます みずほフィナンシャルグループExpatica。
実際に、不動産屋は去年買っとけばよかったのにーなんて言葉をよくしました。購入希望からすると一番言われたくない言葉かもしれませんね、、、
1.3 将来見通しと経済環境
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日銀の「経済・物価の見通し(2025年7月版)」では、2025年度のCPI(生鮮食品を除く総合)は前年比2.5~3.0%、2026年度以降は1.5~2.0%に低下すると予測されています 日本オリンピック委員会。
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OECDは、緩やかな利上げが続く可能性を示唆しつつも、高い不確実性の下では慎重な政策運営が望ましいとしています OECD。
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為替や米国の貿易政策による影響も引き続き懸念されており、日銀関係者も次回タンク安(短観)などによる判断材料の重要性に言及しています Reuters+1。
数十年前からすると考えられないくらい上がったのではないでしょうか?でも、今の時代に家を購入する世代にもメリットはありますよね!住宅ローン減税もありますのでぜひ、ご検討してみてください!
日本の政策金利と実質政策金利の推移とチャート(過去から現在)
2. 2025年後半の住宅購入に対する影響
2.1 金利上昇による返済負担の増加
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政策金利0.5%への上昇を受け、変動金利型の新規ローンでは金利が上昇するのが自然な流れです。仮に基準金利から優遇を差し引いたとしても、変動型の最低金利が0.6%前後という想定もあります みずほフィナンシャルグループ。
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一方、固定金利(たとえば「フラット35」)も上昇傾向にあり、1.8%→2.0%程度まで上がってきています みずほフィナンシャルグループ。
実際に去年購入した家族はフラット35で150で組めたけど、今年購入する人は1.85でかなり差がありますね、、、
またどんどん上がったら悔しい思いをする人はでてきそうですね♪
2.2 住宅購入のコストと慎重な判断
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金利上昇により、「月々の返済額が増加する」ため、購入のハードルが高まります。変動金利ローンが多い日本では、将来的な返済額の不透明さも気になるところです。
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一方で、経済が緩やかに回復し、賃金が上昇すれば、返済余力が高まるため、買いどきとも言えます。しかし、消費者心理には慎重な動きも見られます:食料品を含む生活コストの上昇によって、家計の負担感は依然として高い状況です フィナンシャル・タイムズ。
2.3 外国人や永住者へのローン提供状況
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日本における住宅ローンでは、外資系や外国人の借り入れにも対応が広がってきていますが、永住権(PR)や安定した在留資格・収入が必要とされるなど、審査は依然厳しい傾向があります Expatica東京ポートフォリオ。
永住権なしで住宅ローンを組む方法:外国人のための完全マニュアル | 永住権申請代行センター
3. 感想(私見)
2025年後半に住宅購入を考えるにあたり、金利上昇のトレンドは確かな一方で、そのペースは緩やかという印象です。政策金利は0.5%にとどまり、住宅ローン金利も一気に跳ね上がるというよりは、徐々に水準を切り上げつつあるという形です。
メリット
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賃金上昇と経済回復の兆しが見え始めた点は、住宅購入のタイミングとして見聞を提供してくれます。
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安定した職業や収入があれば、ローン選択の幅が広がっており、外資系や外国人に対する対応も改善されてきています。
リスクと留意点
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変動金利の不透明な未来に対する不安。金利上昇のトレンドが続けば、将来的に返済額が突然上がる恐れがあります。
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生活コストの上昇で家計が圧迫されており、無理な借り入れは避けたい。
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経済・政治の不確実性も引き続き高く、貿易政策や外部ショックに弱い構造には注意が必要です。
アドバイス的まとめ
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借り入れを検討する際は、変動金利だけでなく、一定期間固定のタイプ(例:「フラット35」など)との組み合わせも検討すべきです。
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将来の収支シミュレーションを入念に行い、返済額だけでなく、税金・保険・メンテナンス費用も含めた全体の家計バランスを把握することが重要です。
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可能であれば、金利動向を見ながら柔軟に借り換えを検討するスタンスを持つのも一案ですね!
4. おまけ:関連情報の一覧(簡略)
主題 | 内容 |
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政策金利 | 0.50%(2025年1月時点)、据え置き中 |
インフレ | 2025年度:2.5–3.0%、2026年度:1.5–2.0% |
銀行のプライムレート | 約1.875–2.125%へ上昇 |
ローン構成 | 変動型が約80%、固定型(例:「フラット35」)も利用可能 |
影響 | 金利上昇に伴う返済負担増/賃金上昇に伴う余力の期待 |
注意点 | 家計負担、変動金利のリスク、ローン審査条件、将来の金利・経済動向 |
日本の住宅ローン金利は、長く続いた低金利時代からの転換点に差し掛かっているように感じます。穏やかな利上げペースは、急激な金利上昇のリスクを限定する一方で、今後の経済環境や市場動向の不確実性も大きく、冷静な判断が求められます。住宅購入という人生の大きな決断においても、「タイミング」と「慎重な資金計画」のバランスを見極めることが重要です。
また、コロナ化で住宅購入を前向きに検討しだした方はかなり増えたと思います。
そこで物件もかなり戦闘が高く希望物件がどんどん売れるなんてことも少なくないですのでそこも検討しながら住宅ローンのことも検討しましょう!