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避難所ってどんなところ?実際の暮らしと注意点を解説

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はじめに

地震・台風・津波・大雨など、日本では自然災害が多く発生します。万が一、自宅での生活が難しくなった場合に身を寄せる場所が「避難所」です。

ニュースで耳にすることはあっても、実際にどんな場所で、どんな生活になるのか、具体的なイメージがわかない方も多いでしょう。

この記事では、避難所の基本知識から、実際の暮らしの様子、事前に備えるべきポイントまで、解説させて頂きます。


1. 避難所とは?基本の役割と種類

避難所は、災害時に人々が一時的に安全を確保し、生活を送るための「緊急避難先」です。市区町村が指定しており、主に小中学校の体育館や公民館、集会所、地域センターなどが使われます。

避難所は主に以下の役割を担います。

  • 命を守る一時避難場所

  • 食料・水・毛布などの物資提供

  • トイレ・医療・生活情報の提供

  • 被災者同士の交流と支援

避難所には「指定避難所」「福祉避難所」「一時避難場所」などの種類があります。

種類 目的
指定避難所 被災者が一定期間生活する場所
一時避難場所 地震直後など、安全確認のための集合場所
福祉避難所 高齢者や障がい者など、特別な支援が必要な人向け

災害の種類や被害の状況によって、どの避難所が開設されるかは変わります。事前にお住まいの自治体ホームページやハザードマップを確認しておくことが大切です。

「避難場所」と「避難所」の違いとは?地震や津波、大雨の際、どこへ行く?ーNHK


2. 実際の避難所生活とは?

避難所での生活は、プライバシーや快適さとは無縁の、過酷な環境になることも少なくありません。ここでは実際の生活の様子を詳しく紹介します。

● 居住スペース:ブルーシートと段ボールで区切る空間

多くの避難所では、体育館の床にブルーシートを敷き、段ボールで仮のスペースを作ります。一人あたりのスペースは約2平方メートル(畳1枚分)ほどで、家族4人でも6〜8畳程度です。プライバシーはほとんどなく、隣の声や物音も筒抜けです。

最近では「段ボールベッド」「パーテーション」「簡易テント」などの備品が導入され始めていますが、地域によって設備の差があります。

● 食事と水

最初の数日は、アルファ化米・パン・水などの備蓄食料が配布されます。1日3食分配られるわけではなく、栄養も偏りがちです。温かい食事は、炊き出しやボランティアの支援がないと提供されません。

水も一人あたり1日3リットルが目安ですが、配布まで時間がかかることもあり、マイボトルや水筒が役立ちます。

● トイレと衛生環境

初期は仮設トイレや既存のトイレを使用しますが、停電や断水で使えないことも多く、悪臭・衛生面で問題が起こりがちです。特に女性や高齢者、子どもにとっては深刻な問題です。

衛生用品(ウェットティッシュ、携帯トイレ、生理用品、マスクなど)は持参が望ましく、自分の身は自分で守る備えが必要です。

● 就寝と防寒対策

毛布や簡易寝袋が支給される場合がありますが、数が限られていたり、夜は底冷えすることも多く、睡眠の質は低くなりがちです。冬季は特に寒さ対策が重要です。カイロや厚手の衣類、保温シートがあると安心です。

【防災特集】避難所での生活で知っておきたいこと | 政府広報オンライン


3. 避難所での課題と注意点

避難所は「誰もが安心して過ごせる場」であるべきですが、実際にはさまざまな問題が発生します。ここでは主な課題を紹介します。

● プライバシーの確保が難しい

家族での生活、隣人との距離感、人間関係のストレスなど、精神的な負担が大きくなります。特に女性や子ども、LGBTQの方などは、不安を感じやすい状況にあります。

→【対策】簡易テントや段ボールパーテーション、耳栓・アイマスクなどを持参するのが有効です。

● 感染症のリスク

多くの人が密集して生活するため、インフルエンザ・ノロウイルス・新型コロナなどの感染リスクがあります。手洗い・うがい・マスクは必須です。

→【対策】アルコール消毒液や除菌シート、個人用のマスク・体温計を準備しておきましょう。

● ペットの受け入れ

自治体や避難所によっては、ペット同伴が認められていない場合があります。ペットと一緒に避難したい場合は、ペット同行避難可能な避難所を事前に確認しましょう。

→【対策】ペット用のキャリー、餌、排泄用品の備えも重要です。

避難所でペットと一緒に過ごすには?同伴避難の受け入れ状況と課題 – ピースワンコ・ジャパン


4. 避難所に行く前に準備すべきこと

いざ避難所に向かうとき、持って行くべきものは限られています。以下の「持ち出しリスト」を参考に、自宅に非常用リュックを準備しておきましょう。

● 必需品リスト(一例)

  • 飲料水(500ml×数本)

  • 非常食(レトルト・缶詰・カロリーバー)

  • モバイルバッテリー

  • 懐中電灯・電池

  • 衛生用品(ウェットティッシュ・タオル・マスク・生理用品)

  • 携帯トイレ

  • 常備薬・保険証コピー

  • 着替え・下着・防寒具

  • 貴重品(現金・身分証明書)

家族構成によって必要なものは異なります。子どもがいる場合はおむつ・ミルク、高齢者には介護用品など、それぞれのニーズに合った準備が大切です。


5. 日頃からできる避難所対策

いざという時に慌てないよう、日頃から次のような備えをしておくことが重要です。

  • 自治体のハザードマップを確認し、自宅周辺の避難所の場所を把握する

  • 家族で避難ルートや集合場所を決めておく

  • 近所の高齢者や支援が必要な人と連携体制を作っておく

  • 自治体や学校の防災訓練に参加してみる

  • 防災アプリ(Yahoo!防災速報など)をスマホに入れておく

【防災シミュレーター】各自治体防災情報 : 防災情報のページ – 内閣府


おわりに

避難所は「命を守るための最終手段」であり、決して快適な場所ではありません。しかし、正しい知識と備えがあれば、不安や混乱を最小限にとどめることができます。

災害はいつ起きるか分かりません。「まさか」ではなく「もしも」の意識で、家族全員が避難所のことを話し合い、備えておくことが何よりの防災です。

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