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災害に強い家とは?構造・素材・設備で考える防災住宅

皆様こんにちは!

横浜ペイントは横浜市を中心に高品質&低価格な外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理をご提供する専門店です。

横浜ペイントのブログをご覧頂きありがとうございます♪

今回は、災害に強い住宅について詳しく解説させて頂きます。

ぜひ、最後まで読んで頂ければ嬉しいです!

はじめに

日本は地震・台風・大雨・洪水・土砂災害・火災といった自然災害が多発する国です。近年では地球温暖化の影響で、ゲリラ豪雨や線状降水帯、巨大台風といった異常気象も増えており、私たちの「住まい」もその備えが求められています。

そこで注目されているのが「防災住宅」。これは、自然災害に強く、被害を最小限に抑えることができる家を意味します。この記事では、災害に強い住宅を実現するための「構造・素材・設備」の観点から、そのポイントを詳しく解説していきます。


1. 【構造】命を守る「家の骨組み」を強くする

建物の災害耐性を語る上で最も基本的なのが「構造体」です。構造とは、柱や梁、壁などの家の骨組みのことで、災害時にはここが家族の命を守る要となります。

● 耐震性能:地震大国・日本に必須

家の倒壊リスクを減らすには「耐震等級」を意識することが重要です。

  • 耐震等級1:建築基準法レベル(震度6強~7に一度耐えられる)

  • 耐震等級2:学校や避難所レベル(等級1の1.25倍の強度)

  • 耐震等級3:消防署・警察署レベル(等級1の1.5倍の強度)

新築を建てる際には耐震等級3を目指すのがベスト。地震の揺れを吸収する「制震ダンパー」や、建物ごと揺れを逃す「免震構造」などの工法を取り入れると、より安心です。

● 木造・鉄骨・RCの違い

構造 特徴 耐震性 防火性
木造 軽量で柔軟、価格が安い △(設計次第) △(延焼リスクあり)
鉄骨造 強度が高く広い空間設計が可能
RC造(鉄筋コンクリート) 重量あり、遮音・断熱性◎

災害に強い家を考えるなら、RC造や高耐震の木造構造を選ぶと良いでしょう。

耐震等級1・2・3でどう違う?耐震の基礎!【2025年版】 | 分譲住宅・注文住宅のセイズ


2. 【素材】災害に負けない「外壁・屋根・基礎」の選び方

家を包む素材選びも、災害時の耐久性を左右します。

● 屋根材:飛散防止・耐風対策

台風・突風などに備えるには、軽くて飛びにくい屋根材が理想です。

  • ガルバリウム鋼板:軽量・耐震性◎・サビに強い

  • 金属瓦:和風の意匠を保ちつつ軽量

  • スレート瓦:安価だが経年劣化に注意

屋根が重いと、地震時に建物に大きな負荷がかかるため、軽量屋根が地震にも有利です。

● 外壁材:防火・耐水性能で選ぶ

大雨や火災に備えるには、防火性・防水性の高い外壁材が安心。

  • ALCパネル(軽量気泡コンクリート):耐火・断熱に優れる

  • 窯業系サイディング:防火性○、普及率が高い

  • 金属サイディング:軽量で強度があるが断熱対策は必須

外壁材には**「防火認定材」**を選び、火災への備えも忘れずに。

● 基礎:液状化対策・地盤改良

地震の際、地盤が緩い場所では液状化現象が起きやすくなります。

  • ベタ基礎:家全体をコンクリートで支える。耐震性◎

  • 地盤改良工事:軟弱地盤の場合、必ず実施を

ハザードマップを確認し、地盤調査+必要な補強工事を行うことが大切です。

「地盤補強工事」とは?工事内容と重要性を解説 | 敷島住宅の分譲ブログ


3. 【設備】避難せずに「住み続けられる家」にする工夫

近年では、災害時でもできるだけ自宅で避難生活を続けられるような住宅設備が求められています。

● 停電対策:太陽光+蓄電池

災害時に最も困るのが「停電」。電気が止まると冷暖房や情報収集もできず、不安が増します。

  • 太陽光発電+家庭用蓄電池で、電力を自家供給

  • 冷蔵庫や照明、携帯の充電が可能に

  • 蓄電池は2000Wh以上が理想

設置費用は高めですが、防災性能と省エネ効果を両立できます。

● 断水対策:貯水タンク・井戸

水の確保は命に直結します。

  • **貯水タンク(非常用貯水槽)**を屋外設置

  • 浅井戸・簡易井戸を併設する家庭も増加中

トイレの水や生活用水として使えるため、断水時にとても役立ちます。

● 非常時対応トイレ・備蓄庫

避難所のトイレは衛生面で不安が多いため、**自宅に「非常用トイレキット」**を常備しましょう。

  • 凝固剤タイプや簡易ポータブルトイレ

  • 食料・水・充電器・ライト・防災ラジオなどを収納できる防災収納スペースの確保も大事です。

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4. その他:地域性・立地による注意点

災害に強い家づくりは、建物だけでなく**「土地選び」や「立地」**も重要です。

  • 川の近くや低地:洪水・浸水のリスクあり

  • 急傾斜地・造成地:土砂災害・地盤崩壊のリスク

  • 海沿い:高潮・津波対策が必要

購入前や建築前には、自治体のハザードマップを確認し、リスクを避ける立地選びを心がけましょう。


まとめ:災害に強い家は「命・生活・資産」を守る家

防災住宅は「地震に強い家」だけでなく、「避難せずに生活を維持できる家」でもあります。

✅ 防災住宅の3本柱

  1. 構造(耐震・制震・免震)

  2. 素材(防火・耐風・耐水)

  3. 設備(停電・断水・備蓄対応)

住宅は人生で最も大きな買い物。だからこそ、目先の価格やデザインだけでなく、**「災害が起きた時にも安心して住み続けられるか」**という視点で考えることが大切です。

災害が起きてからでは手遅れ。

“備えある家づくり”を、今から始めましょう。

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