外壁塗装に使用される材料の種類と特徴について
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今回は、外壁塗装に使われている外壁塗装の種類と特徴について解説させて頂きます。
最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
外壁塗装に使用される材料の種類と特徴について
住宅や建物の美観を維持し、耐久性や防水性を高めるために欠かせない外壁塗装ですが、その性能は使用する塗料の種類や特性に大きく左右されます。ここでは、外壁塗装で主に使用される塗料の種類や特徴、選び方について詳しくご紹介します。
1.外壁塗装における塗料の役割
外壁塗装に使用される塗料には大きく分けて3つの役割があります。
① 美観の向上
塗料の色や光沢感により建物の印象は大きく変わります。近年はデザイン性の高いカラーも多く、家全体のイメージアップに寄与します。
② 防水性・耐候性の付与
塗料は外壁の表面を覆うことで、雨水や紫外線、風、塵などの影響から基材を守ります。これにより劣化の進行を防ぎ、住宅の寿命を延ばす効果があります。
③ 機能性の付加
断熱・遮熱、防カビ・防藻、セルフクリーニングなど、特殊な機能を持つ塗料も増えており、地域の気候や施主の希望に応じて選ぶことができます。
2.主な塗料の種類と特徴
外壁塗装に使われる塗料は、主成分(樹脂)の種類によって分類されます。以下、代表的な塗料とその特徴を説明します。
① アクリル塗料
特徴
・価格が非常に安価
・発色が良く、カラーバリエーションが豊富
・耐用年数:5〜7年
デメリット
・紫外線や雨風に弱く、耐久性が低いためこまめな塗り替えが必要
用途
・短期での塗り替えや、仮設住宅、倉庫、工場などに適しています。
② ウレタン塗料
特徴
・比較的安価
・弾性があり、ひび割れに強い
・耐用年数:7〜10年
デメリット
・紫外線による劣化が早く、10年以上の耐久を求める場合には不向き
用途
・コストを抑えつつ、一般住宅やアパート、低層ビルに使われることが多い
③ シリコン塗料(現在最も主流)
特徴
・価格と性能のバランスが良い
・撥水性、耐候性、光沢保持性が優れる
・耐用年数:12〜15年
デメリット
・アクリルやウレタンより価格が高め
用途
・戸建住宅・マンション問わず広く使われている標準的な塗料
④ フッ素塗料(高耐久・高価格)
特徴
・非常に高い耐久性と撥水性
・紫外線や酸性雨に強い
・耐用年数:15〜20年
デメリット
・高価格(シリコンの1.5倍以上の場合も)
用途
・高層ビル、商業施設、公共施設などメンテナンス頻度を抑えたい建物
⑤ 無機塗料(最高グレード)
特徴
・無機質(ガラスや石など)を主成分とするため不燃性、超高耐久
・カビ・藻がつきにくい
・耐用年数:20年以上
デメリット
・非常に高価格
・施工できる業者が限られる場合も
用途
・豪邸、重要文化財、高耐久住宅、公共施設
⑥ ラジカル制御型塗料(最新技術)
特徴
・塗膜の劣化要因であるラジカル(酸化因子)の発生を抑制
・高耐久、コストパフォーマンス良好
・耐用年数:12〜16年
デメリット
・歴史が浅く長期実績がやや少ない
用途
・戸建住宅向けとして注目されている
3.特殊機能塗料
上記の樹脂成分以外にも、最近では機能性に特化した塗料も人気です。
① 断熱・遮熱塗料
太陽光の熱を反射し、夏場の室内温度上昇を抑制。冷房費削減に寄与。
② 防カビ・防藻塗料
湿度の高い地域や北側外壁などカビ・藻の発生しやすい箇所に最適。
③ セルフクリーニング塗料
雨水が汚れを流し落とす効果。汚れの付着を防ぎ、美観を長期間保持。
④ 低汚染型塗料
排気ガスや砂埃の付着を防止。都市部向き。
4.外壁材との相性
外壁材の種類によっても適した塗料は変わります。
外壁材 | 推奨塗料 |
---|---|
モルタル | シリコン、ラジカル制御 |
サイディング | シリコン、フッ素 |
コンクリート打放し | クリア塗料、フッ素 |
ALCパネル | シリコン、防水塗料 |
トタン・ガルバリウム鋼板 | フッ素、無機 |
5.塗料選びのポイント
① 耐用年数
長く持たせたいならフッ素や無機塗料、短期更新ならアクリルやウレタン。
② 価格
予算に合わせて選択。安価なものほどメンテナンス周期が短くなります。
③ 機能性
断熱や防カビなど、環境や目的に応じた機能付加を検討。
④ 施工業者の提案
施工実績のある業者に相談し、建物状況・周辺環境に合う塗料を選ぶのも重要です。
まとめ
外壁塗装に使用する塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機、ラジカル制御型といった多様な種類があり、それぞれ価格・耐久性・機能性が異なります。選択肢の幅が広がっている今、コストだけでなく、住宅の構造や立地、将来のライフプランも含めて最適な塗料を選ぶことが大切です。おすすめのメーカーや人気メーカーも気になりますね!次回は、もっと深堀して解説できればと思いますのでぜひ、次回のブログもご覧ください♪
信頼できる施工業者とよく相談し、自分の家にとって最も価値ある塗装を実現しましょう!