自宅の外壁掃除を自分で!簡単解説!
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今回は、外壁の汚れを自分で塗装するときの方法や注意点を詳しく解説させて頂きます。
最後までお読み頂ければ嬉しいです!
自宅の外壁掃除を自分で!おすすめの道具と正しい手順・注意点まとめ
家の外壁は普段目にすることが少ないため、汚れに気づきにくい場所です。しかし、外壁は常に雨風、ホコリ、排気ガス、花粉、コケ、カビなどさまざまな汚れにさらされており、放置すると外観が悪くなるだけでなく、劣化や防水性の低下、塗装の剥がれの原因となります。
とはいえ「外壁掃除は業者に頼まないとできない」と考えている人も多いでしょう。実は、外壁の掃除は自分で安全に行う方法があるのです。
この記事では、自分でできる外壁掃除のおすすめ道具、具体的な手順、作業時の注意点をわかりやすく解説します。これを読めば、DIYで外壁掃除が安心してできるようになります。
1. 自分で外壁掃除を行うメリット
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費用の節約:業者に依頼すると5万~10万円程度かかるケースが多いが、自分で行えば道具代だけで済む。
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自分のペースでできる:空いた時間や休日に気軽に作業できる。
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家の状態をチェックできる:ひび割れ、塗膜の剥がれ、コーキングの劣化などを発見できる。
ただし、2階部分や高所作業が必要な場合は無理をせず、専門業者に相談することをおすすめします。
2. 外壁掃除に必要なおすすめ道具
■ 基本の掃除道具
道具 | 用途 | 価格目安 |
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高圧洗浄機(家庭用) | 水圧で汚れを落とす | 10,000~30,000円 |
外壁用ブラシ(伸縮タイプ) | 手の届かない高所用 | 2,000~5,000円 |
中性洗剤(外壁用) | 汚れ・カビ・コケ落とし | 1,000~2,000円 |
スポンジ・タワシ | 目地や細部の洗浄 | 500~1,000円 |
ゴム手袋・長靴・作業服 | 汚れ防止・安全確保 | 各500~3,000円 |
ホース・バケツ | 洗剤希釈・水の運搬 | 1,000円前後 |
■ あると便利な道具
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脚立・足場台:高所の安全な作業に。
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カビ・コケ専用洗剤:ひどいコケや黒ずみに効果。
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メラミンスポンジ:部分的な頑固汚れに。
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養生シート・ビニール袋:窓や植栽保護。
3. 外壁掃除の基本手順
手順1:準備と確認
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天気を確認:晴れまたは曇りの日を選ぶ。雨や風が強い日はNG。
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周囲を養生:窓、換気口、電気設備、植物、車など水がかからないようビニール・養生テープで保護。
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服装チェック:長袖・長ズボン・ゴム手袋・長靴を着用。帽子や保護メガネもあると良い。
手順2:外壁の水洗い
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ホースまたは高圧洗浄機で軽く水をかけ、全体のホコリや砂を落とす。
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高圧洗浄機の場合、圧力は「中」程度(7〜10Mpa推奨)。
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窓枠、換気口、木部には水圧を弱める。
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水をかける順番は「上から下」へ。
手順3:洗剤洗い
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バケツに中性洗剤を水で薄める(製品表示を参照)。
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ブラシやスポンジに洗剤液をつけ、軽くこするようにして外壁を洗う。
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頑固な汚れはメラミンスポンジで優しくこする。
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コケ・カビ部分には専用洗剤を使用し、5~10分放置後こすり落とす。
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ゴシゴシ強くこすると塗装を傷めるため注意。
手順4:すすぎ
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洗剤成分が残らないよう、たっぷりの水でしっかり洗い流す。
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洗剤残りは変色・劣化の原因になるので注意。
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再度「上から下」の順で行う。
手順5:乾燥
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乾燥は自然乾燥が基本。高温多湿時は数時間以上かかることも。
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乾く前に強風や砂埃があると再汚染する場合あり。
4. 汚れ別おすすめ対策
汚れの種類 | 原因 | 対策 |
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黒ずみ(すす・排気ガス) | 交通量の多い道路沿い | 中性洗剤+スポンジor高圧洗浄機 |
コケ・カビ | 北側・日陰 | コケ・カビ専用洗剤+ブラシ |
鳥のフン | 鳥の習性 | 早めの洗浄+中性洗剤 |
白華(エフロレッセンス) | モルタルの水分反応 | 酢酸系洗剤使用 |
サビ汚れ | 金属部の腐食 | サビ落とし剤+塗装補修検討 |
5. 外壁掃除の注意点
■ 高圧洗浄機の使い方に注意
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塗膜が傷む恐れがあるため、水圧は強すぎないよう注意。
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剥がれ・ひび割れ箇所には使用しない。
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コーキング部(目地材)は水圧で崩れることがあるため避ける。
■ 洗剤の種類
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外壁には必ず「中性洗剤」を使用。
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酸性・アルカリ性は塗膜を侵す可能性。
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カビやコケ専用剤は必要な場合のみ限定使用(周囲への飛散注意)。
■ 高所作業は無理しない
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2階以上の作業は脚立や足場の使用が必須。
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足元不安定時は作業を中止。
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脚立使用時は2人以上で作業し、転倒防止。
■ 天気と時間帯
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乾燥しにくい雨や湿気の多い日は避ける。
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午前中~昼過ぎの作業が理想。
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夕方遅くは乾きが遅れ、カビ発生の原因になる場合も。
6. 外壁掃除の頻度とタイミング
項目 | 内容 |
---|---|
推奨頻度 | 年1~2回(春・秋がおすすめ) |
雨の多い地域 | 年2~3回 |
コケ・カビが発生しやすい北側 | 年3回以上必要な場合あり |
7. 自分で外壁掃除できない場合は?
次の場合は専門業者への依頼がおすすめです。
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2階以上の広範囲の外壁
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外壁材が劣化・ヒビ割れしている
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塗装が古く、剥がれが目立つ
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高所恐怖症や足場設置が難しい場合
プロに依頼すると、高所作業の安全確保、適切な洗浄圧、洗剤の選定も万全。費用相場は外壁洗浄だけで3万円~8万円程度。
8. まとめ
外壁掃除は「正しい道具」と「優しい手順」で行えば、DIYでも安全・低コストで美観を維持できる作業です。外壁は家の印象を決める大事な部分。年に1~2回の手入れで、長くキレイに保つことができます。
ただし、「高所」「劣化した外壁」「広範囲」の場合は迷わず専門業者への相談が安全・確実です。無理をせず、自分の技量と状況に合った方法を選びましょう。