屋根工事はどんなことするの?
みなさまこんにちわ!
横浜ペイントは横浜市を中心に高品質&低価格な外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理をご提供する専門店です。
横浜ペイントのブログをご覧頂きありがとうございます♪
見えないから気になる屋根工事について!
屋根工事は、住宅の寿命や快適性、資産価値を大きく左右する重要なメンテナンス作業です。屋根は日々、紫外線・雨・風・雪・温度変化といった過酷な環境にさらされており、劣化の進行が早い部位でもあります。ここでは、屋根にどのような工事があるのか、その種類・工程・費用感・時期の目安を含め、解説させて頂きます!
1. 屋根工事とは?目的と必要性
屋根工事とは、屋根材・下地・防水層などを修理・交換・保護する作業の総称です。
主な目的:
-
雨漏りを防ぐ(防水性の維持・改善)
-
劣化した屋根材の補修・交換
-
断熱性・遮熱性の改善
-
耐震性・耐風性の強化
-
建物全体の保護と寿命延長
2. 屋根工事の主な種類
屋根工事にはさまざまな種類があります。目的や劣化の進行度、屋根材の状態によって適切な工事内容が異なります。
① 屋根塗装(塗り替え)
最も一般的で低コストなメンテナンス方法
■ 目的
-
屋根材の保護(紫外線・風雨)
-
見た目の改善
-
防水性・遮熱性の付与(遮熱塗料など)
■ 対象屋根材
-
スレート(コロニアル)
-
セメント瓦
-
金属屋根(ガルバリウムなど)
■ 工事内容(工程)
-
高圧洗浄(汚れ・コケ除去)
-
下塗り(プライマー塗布)
-
中塗り・上塗り(仕上げ)
-
タスペーサー挿入(通気・雨水排出用)
■ 費用
-
約40万〜80万円(30坪程度)
■ 耐用年数
-
シリコン塗料:約10〜12年
-
フッ素塗料:約15年
② 屋根カバー工法(重ね葺き)
既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事。解体不要で経済的。
■ 目的
-
劣化した屋根の機能改善
-
雨漏り防止
-
断熱・遮音性の向上
■ 対象屋根材
-
スレート屋根(塗装不可な場合)
-
金属屋根
■ 特徴
-
既存屋根を撤去せず、上から防水シート+新屋根材をかぶせる
-
廃材が少なく工期が短い
■ 使われる屋根材
-
ガルバリウム鋼板
-
アスファルトシングル
-
横葺き金属屋根など
■ 工事内容
-
足場設置
-
既存屋根の点検
-
防水シート張り
-
新屋根材の設置
-
仕上げ(板金処理、換気口など)
■ 費用
-
約80万〜150万円(30坪程度)
■ 耐用年数
-
約20〜30年(屋根材の種類による)
③ 屋根葺き替え(全交換)
古い屋根を完全に撤去し、新しい屋根に総交換する工事。最も本格的。
■ 目的
-
雨漏りがひどい、下地が腐っている場合
-
大規模リフォーム時
-
耐震・耐久性の改善
■ 工事内容
-
足場設置・養生
-
既存屋根材の撤去
-
下地(野地板)の補修または交換
-
防水シートの施工(ルーフィング)
-
新屋根材の施工(瓦、金属、スレートなど)
-
雨樋や棟板金の取り付け
■ 費用
-
約120万〜200万円(30坪程度)
■ 耐用年数
-
スレート:約20〜30年
-
ガルバリウム:約30年
-
瓦:約40〜50年
■ メリット
-
屋根の内部構造までリフレッシュ可能
-
耐震対策も兼ねられる(瓦→金属で軽量化)
④ 雨漏り修理(部分補修)
■ 内容
-
局所的な割れ・ズレの修理
-
シーリング補修
-
防水シートの張り直し
-
棟板金の打ち直し・交換
■ 費用
-
数万円〜20万円程度(規模による)
■ 備考
-
一時的な応急処置になることも多いため、後の葺き替えやカバー工法を検討することが推奨される
3. 屋根工事の時期・劣化サイン
こんな症状があれば、屋根工事を検討
劣化サイン | 工事の必要性 |
---|---|
色あせ・コケ・カビ | 塗装で対応可能 |
塗膜の剥がれ・サビ | 塗装orカバー工法 |
雨漏り | 屋根の部分補修or葺き替え |
屋根材の反り・割れ | カバー工法or葺き替え |
棟板金の浮き・ズレ | 板金交換が必要 |
天井のシミ・カビ臭 | 雨漏りの可能性→早急に点検 |
工事時期の目安(屋根材別)
屋根材 | メンテナンス周期 | 葺き替え目安 |
---|---|---|
スレート屋根 | 10年(塗装) | 25〜30年 |
金属屋根(ガルバ) | 10〜15年(塗装) | 30年前後 |
瓦屋根(和瓦) | 15〜20年(漆喰補修) | 40〜50年(瓦自体は長寿命) |
4. 屋根工事の流れ(共通工程)
-
現地調査・診断(無料の業者も多い)
-
ドローンや目視で劣化状況を把握
-
-
見積もり・プラン提案
-
塗装/カバー/葺き替えなど複数案が提示されることが多い
-
-
契約・近隣挨拶
-
足場設置・養生
-
安全確保と隣家への飛散防止
-
-
施工開始
-
完了後の検査・保証書発行
5. 屋根工事の注意点・トラブル防止
-
飛び込み営業は要注意
-
「今すぐ直さないと危ない」などと不安を煽る業者には注意
-
-
複数の業者で相見積もり
-
適正価格や対応内容を比較検討する
-
-
施工実績・資格を確認
-
一級建築士、雨漏り診断士、屋根工事技士などの資格があると安心
-
-
保証内容を確認
-
塗膜保証(5〜10年)、施工保証(瑕疵責任)などを文書で確認
-
まとめ:屋根工事は「劣化に応じた最適な方法を選ぶ」ことが重要
屋根工事は「まだ大丈夫」と放置してしまうと、雨漏りや下地腐食といった深刻なトラブルに発展することがあります。最適なタイミングで正しい工事を行えば、コストも抑えられ、住宅の寿命も大きく延ばすことが可能です。
工事別早見表(目安)
工事種類 | 内容 | 費用感 | 対応劣化 |
---|---|---|---|
屋根塗装 | 表面の保護・美観維持 | 約40〜80万円 | 軽度 |
カバー工法 | 上から新しい屋根を重ねる | 約80〜150万円 | 中度 |
葺き替え | 古い屋根材を完全交換 | 約120〜200万円 | 重度 |
部分補修 | 雨漏りや破損箇所の修理 | 数万〜20万円 | 局所的 |