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塗装職人さんに必要なものは?

 

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横浜ペイントは横浜市を中心に高品質&低価格な外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理をご提供する専門店です。

横浜ペイントのブログをご覧頂きありがとうございます♪

お家を塗装する職人さんに関する資格や必要な技術について今回はブログにまとめて見ました!

最後までご覧頂けれは嬉しいです♪


塗装職人に必要な技術・資格

塗装職人とは、建物や構造物、機械、車両などの表面に塗料を施す専門職です。単に色を塗るだけではなく、美観の向上、防錆・防水といった保護機能の付与、さらには機能性塗料を用いた断熱や防音の効果も期待されるなど、その役割は多岐にわたります。この記事では、塗装職人として働く上で求められる技術や資格について詳しく解説します。


1. 塗装職人に求められる基本的な技術

(1)下地処理技術

塗装の仕上がりは下地処理によって大きく左右されます。塗装面にサビ、汚れ、油分、古い塗膜などが残っていると、塗料の密着が悪くなり、早期剥離や劣化の原因となります。

  • ケレン作業(研磨):サンドペーパーやワイヤーブラシ、電動工具を使って表面を整える。

  • 高圧洗浄:建物外壁などでは高圧洗浄機を用いて汚れを落とす。

  • パテ処理:凹凸を埋めて平滑な表面に整える技術。

(2)塗料の選定と知識

対象物や用途に応じて、適切な塗料を選ぶ知識が必要です。たとえば、屋外の鉄部には耐候性や防錆性に優れた塗料を選ぶべきですし、屋内の木部には臭いの少ない水性塗料などが適しています。

  • 油性、水性、溶剤系塗料の違い

  • アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの塗料の特性と耐久性

  • 機能性塗料(遮熱、防音、抗菌など)

(3)塗装技術

塗装の方法は多岐にわたりますが、主に以下の3種類があります。

  • 刷毛塗り:細部や小面積の仕上げに用いられる。

  • ローラー塗り:広い平面を効率的に塗る技術。

  • 吹き付け塗装(スプレー塗装):仕上がりが均一で美しく、大面積に向く。ただし養生やマスキングの技術も重要。

塗装面の均一性、ムラや垂れを防ぐ技術、乾燥時間の管理などが求められます。

(4)安全管理

塗料には揮発性有機化合物(VOC)を含むものもあり、吸引や皮膚への接触は健康被害を及ぼす可能性があります。そのため、防毒マスク、保護手袋、ゴーグルなどの安全装備の使用や、換気、火気厳禁の徹底が求められます。また、高所作業や足場上での作業も多いため、墜落防止対策も必要です。


2. 塗装職人に必要な資格

塗装職人として働くために必須の国家資格はありませんが、一定のスキルを証明し、現場での信頼や安全性を高める上で、以下の資格取得が推奨されます。

(1)塗装技能士(国家資格)

  • 概要:職業能力開発促進法に基づく技能検定制度の一つで、実務経験や技能レベルに応じて1級・2級・3級があります。

  • 1級塗装技能士:高度な塗装技術を持つことを証明。熟練職人向け。

  • 2級塗装技能士:中堅レベルの職人向け。多くの現場で求められる。

  • 3級塗装技能士:初心者や見習い職人の入門資格。

  • 受験資格(例):

    • 1級:7年以上の実務経験、または2級取得後2年以上。

    • 2級:2年以上の実務経験。

この資格は、建設業法上の「技術者」としての認定にもつながるため、業者の許可や元請けからの評価にも影響します。

(2)有機溶剤作業主任者

  • 概要:シンナーなどの有機溶剤を扱う作業現場で、労働者の健康を守るための管理者資格。

  • 必要性:有機溶剤を使う作業では、現場ごとに1名の有機溶剤作業主任者を配置する義務があります。

(3)高所作業関連資格

  • 足場の組立て等作業従事者特別教育:足場上の作業に必要。

  • フルハーネス型墜落制止用器具特別教育:高所作業時に義務化された安全装備に関する講習。

  • 高所作業車運転者技能講習:作業車を用いて作業を行う場合に必要。

(4)その他の関連資格

  • 危険物取扱者(乙種第4類):塗料や溶剤の保管・管理を行う場合に有利。

  • 建築施工管理技士:塗装作業を含む工事全体の管理を行う職種に就くために有用。

  • カラーコーディネーター検定:色彩設計や顧客提案を行う際に役立つ。


3. 現場で求められるその他の能力

(1)コミュニケーション能力

塗装職人は一人で黙々と作業することもありますが、多くの場合は他の職人や現場監督、時には顧客とのやり取りが必要です。安全に作業を進めるためにも、正確な報連相(報告・連絡・相談)は重要です。

(2)段取り・スケジュール管理能力

塗装には「乾燥時間」がつきもので、一日の作業の流れを把握し、工程を組み立てる力が求められます。雨天時の対応など、天候に左右される場面も多いため、柔軟な対応力も必要です。

(3)道具や設備の知識と整備

スプレーガン、コンプレッサー、養生テープ、マスカーなど、塗装に使用する道具は多岐にわたります。適切な使い方と手入れをしないと、塗装品質の低下や故障の原因になります。


4. まとめ

塗装職人として活躍するためには、単に「塗る」技術だけではなく、下地処理や塗料の知識、安全管理、そして現場全体の流れを理解する総合的なスキルが求められます。また、国家資格である「塗装技能士」をはじめとする各種資格を取得することで、職人としての信頼性を高めることができます。

今後は、断熱塗料や抗菌塗料などの機能性塗料の需要も高まっており、塗装技術はより多様化・高度化していくと考えられます。長くこの仕事を続けていくためには、継続的な技術習得と資格取得が重要になるでしょう。

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