屋根の点検、最後にいつやった?プロが教える点検方法と時期
皆様こんにちは!
横浜ペイントは横浜市を中心に高品質&低価格な外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理をご提供する専門店です。
横浜ペイントのブログをご覧頂きありがとうございます♪
今回は、自宅の屋根について自分の目では確認するのが難しい屋根について詳しく解説させて頂きます。
ぜひ、最後までご覧頂ければ嬉しいです♪
はじめに
住宅の中でも特に過酷な自然環境にさらされているのが「屋根」です。
雨風、紫外線、雪、強風などの影響を日々受けながら、私たちの暮らしを守ってくれている屋根。しかし、その屋根の点検やメンテナンスを定期的に行っているご家庭は意外と少ないのが現実です。
この記事では、「なぜ屋根点検が重要なのか」「具体的な点検方法」「おすすめの時期」について、プロの視点から分かりやすく解説します。
なぜ屋根の点検が必要なのか?
屋根は家を守る“盾”のような存在ですが、同時に最もダメージを受けやすい部分でもあります。定期的な点検を怠ると、以下のような問題が起きる可能性があります。
● 雨漏り
屋根材のズレや破損、下地の劣化が進行すると、雨水が侵入し室内に漏れ出します。雨漏りは天井のシミやカビ、断熱材の劣化など深刻な二次被害を引き起こします。
● 劣化の見逃し
外から見える屋根材は比較的丈夫に見えても、下地の防水シート(ルーフィング)や野地板は経年で確実に劣化します。早期発見が修繕費を抑えるカギとなります。
● 保険申請のタイミングを逃す
台風や雪害などで屋根が破損していても、早めに気づかなければ火災保険の対象期間を過ぎてしまう可能性もあります。
屋根の防水!瓦の下に敷く屋根下地防水シート(ルーフィングシート) の役割や種類、費用を徹底解説!
屋根の点検頻度とおすすめ時期
● 点検頻度の目安
住宅の築年数 | 点検の目安 |
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新築〜10年未満 | 5〜6年ごと |
築10年〜20年 | 3〜5年ごと |
築20年以上 | 毎年〜2年に1度 |
屋根材の種類や地域の気象条件により差はありますが、築10年を超えたら3年に1回の点検を意識したいところです。
● 点検におすすめの時期
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春(3〜5月)
冬の雪や風による被害をチェックし、梅雨前に修繕できるベストタイミング。 -
秋(9〜11月)
台風後の被害確認と、冬の雪対策の準備ができる時期。
※梅雨・台風の直後や地震後も臨時点検がおすすめです。
自分でできる屋根のセルフ点検
危険な高所作業は避けるべきですが、地上や2階の窓から見える範囲でもある程度の確認は可能です。
チェックポイント例
チェック内容 | 見つかる異常の例 |
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屋根材のズレ・浮き | 強風による被害、釘の抜け |
色あせや塗膜の剥がれ | 紫外線・経年劣化のサイン |
雨どいのつまり | 落ち葉や泥の詰まり、雨水のあふれ |
コケやカビの発生 | 水はけの悪化、防水性の低下 |
瓦のひび割れ | 凍結や地震による破損 |
望遠鏡付きのカメラやドローンを使えば、少し高いところまで安全にチェックすることも可能です。
カメラ付きドローン選びのポイントを解説!用途や機能で最適な一台を見つけよう – ドローン国家資格ナビ(ドロナビ)|全国のドローンスクール検索サイト
プロによる点検はここが違う!
自分では見えない部分や屋根裏、雨どいの内部など、プロならではの視点で細かく確認します。以下はプロ点検の主な内容です。
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屋根材の劣化状況(ズレ・破損・浮きなど)
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棟板金の浮きや釘抜け
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漏水の有無(屋根裏確認・赤外線カメラ使用など)
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防水シートの状態(必要に応じて部分開口)
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雨どい・軒先・鼻隠しの破損や腐食
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ドローンによる上空からの全体撮影
点検後は報告書や写真付きのレポートを提出してもらえる業者が安心です。
屋根の代表的な7つの劣化症状!部位別の症状とメンテナンス方法まで | FCR株式会社トベシンホーム
点検の際に注意するポイント
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訪問販売業者には注意!
「屋根が浮いてますよ」と突然訪問してくる業者には要注意。信頼できる地元の工務店やリフォーム会社に相談しましょう。 -
高所作業には資格が必要
屋根に上って点検を行うには、足場設置や安全帯の着用が必要です。事故のリスクを避けるため、DIYは避けましょう。 -
点検は無料でも、その後の見積もりに要注意
無料点検後に高額な工事を迫ってくるケースもあります。複数業者から相見積もりを取りましょう。
【被害多発】屋根修理詐欺にご注意ください!流行りの「劇場型詐欺」に騙されないで!| EPARKくらしのレスキュー
屋根の点検からわかる修繕・リフォームの目安
点検の結果、以下のような処置が必要とされることがあります。
状態 | 推奨される対応 |
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軽微なズレ・汚れ | 局所補修・高圧洗浄 |
塗膜の劣化・コケ | 屋根塗装 |
板金・瓦の浮きや釘抜け | 部分補修または張替え |
防水シートや下地の劣化 | 屋根の葺き替えまたはカバー工法 |
まとめ:屋根点検は「備えあれば憂いなし」
屋根は「見えにくいから後回しにしがち」ですが、実は最もトラブルの影響が大きい部分です。
点検を定期的に行うことで、雨漏りなどの深刻な被害を未然に防ぎ、修繕費も抑えられます。
✔ 今回のポイント
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屋根点検は築年数に応じて3〜5年ごとに実施
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春と秋が点検に最適な時期
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見える範囲のセルフチェックも重要
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プロによる点検で隠れた不具合を早期発見
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無理なDIYより、信頼できる業者に相談を
「屋根の点検、最後にいつやった?」と思い当たる方は、ぜひ一度、住まいの健康診断をしてみましょう。
自分の目ではなかなか確認できないのでほんとに?と不安に思うこともあると思いますが信頼のできる業者にお願いしてみましょう!
将来の安心につながる第一歩です。