現場ブログ 塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします!

横浜市の外壁塗装・屋根工事は横浜ペイントにお任せ > 現場ブログ > スタッフブログ > 住宅コンクリート塗装の基礎知識と実践法

住宅コンクリート塗装の基礎知識と実践法

みなさまこんにちわ!

横浜ペイントは横浜市を中心に高品質&低価格な外壁塗装・屋根工事・雨漏り修理をご提供する専門店です。

横浜ペイントのブログをご覧頂きありがとうございます♪

今回は、住宅コンクリート塗装について解説させて頂きます!

ぜひ最後までご覧になってください。

 


住宅コンクリート塗装の基礎知識と実践法

1.コンクリート塗装とは

コンクリート塗装とは、住宅の基礎・外壁・床などコンクリート部分の表面に塗料を塗布し、耐久性、美観、防水性、防汚性を向上させる施工方法です。コンクリートはそのままだと吸水しやすく、劣化・中性化・ひび割れ・剥離・カビ苔の発生を招きます。塗装することでこれらを予防し、建物の寿命を伸ばすとともに外観の印象も良くなります。

新築時の仕上げだけでなく、10年〜15年ごとの再塗装が推奨されます。


2.コンクリート塗装の目的と効果

(1)耐久性向上

雨水や湿気の侵入を防ぎ、鉄筋の錆びやコンクリートの劣化を抑制します。特にひび割れが生じやすい基礎部分や外壁は防水性の向上が不可欠です。

(2)美観向上

コンクリート特有の白華(エフロレッセンス)や汚れの付着を防止。色や仕上がりを自由に選べ、住宅の外観デザインの一部となります。

(3)防水・防汚効果

透湿性と防水性を兼ね備えた塗料により湿気によるカビ・苔・藻の発生を抑制します。車庫・外階段などは特に重要です。

(4)中性化防止

空気中の二酸化炭素がコンクリート内部に浸透し、pH低下によって鉄筋腐食を招く「中性化」を遅らせます。


3.塗装が必要な住宅のコンクリート部位

  1. 基礎部分(布基礎・ベタ基礎)

  2. 外壁(打ち放しコンクリート、モルタル下地壁)

  3. 車庫・駐車場・アプローチの床面

  4. 玄関ポーチ・外階段・ベランダ床

  5. 屋上防水層の下地部

※基礎部分の塗装は見逃されがちですが、雨水の侵入や湿気による劣化を防ぐ重要な工程です。


4.コンクリート塗料の主な種類

(1)アクリル系塗料

安価でDIY向き。外観仕上げには良いが耐久性は5~7年程度と低め。

(2)ウレタン系塗料

防水性、耐久性に優れる。弾性がありひび割れへの追従性が高い。耐用年数8~12年。

(3)シリコン系塗料

汚れにくく、防カビ・防藻効果が高い。住宅外壁の標準品。耐用年数10~15年。

(4)フッ素系塗料

高耐久(15~20年)、高防汚性だが高価。メンテナンス回数を減らしたい場合に最適。

(5)無機系塗料

紫外線や風雨に極めて強い。耐用年数20~25年と最長。価格は最も高額。

(6)クリア塗料(透明)

打ち放しコンクリートの意匠性を活かすための透明塗料。防水性・防汚性が高いが着色効果なし。


5.コンクリート塗装の施工工程

① 洗浄・下地処理

・高圧洗浄で汚れ・コケ除去

・クラック(ひび割れ)の補修(コーキングや樹脂充填)

・素地調整(サンダーがけ、目荒らし)

② 下塗り(プライマー塗布)

下地と塗料の密着性を高め、吸い込み止め効果を発揮。プライマーの選択が重要。

③ 中塗り

本塗り1回目。選定塗料で均一に塗装。仕上がりの耐久性を左右する。

④ 上塗り

2回目本塗り。美観と耐候性を高める。刷毛・ローラー・吹き付けの方法あり。

⑤ 乾燥・確認

完全乾燥を待ち、塗りムラ、剥離、ピンホール(気泡跡)がないか確認。


6.塗装費用の目安

・基礎部分(住宅1棟分):5~15万円

・外壁(100㎡):50~120万円

・車庫床(20㎡):10~20万円

※塗料の種類、施工方法、下地状態により変動。


7.DIYとプロ施工の比較

項目 DIY プロ施工
費用 安価(材料費のみ) 高額(人件費込み)
耐久性 塗りムラ・施工ミスのリスク 長期耐久・保証あり
難易度 要知識・準備 完全対応
工期 1日~1週間(素人) 1~3日(プロ)

DIY可能だが、外壁・床など広範囲や重要箇所はプロ推奨。基礎部分のみDIYするケースも多い。


8.施工時の注意点

  1. 下地処理を怠らない

     汚れ残り・未補修クラックは剥がれ・膨れの原因。

  2. 塗布厚の確保

     塗り回数不足・塗膜薄は防水性能低下。必ず中・上塗り2回以上。

  3. 天候管理

     雨天・高湿度は施工NG。乾燥不良による剥離の原因。

  4. 塗料の適正選定

     室内外、床・壁で適切な塗料を選択。水性・溶剤系の区別も重要。

  5. 養生作業の徹底

     ドア・窓・床面など非塗装部への飛散防止。


9.最新のコンクリート塗装技術(2025年版)

セルフクリーニング塗料:親水性塗膜で雨水により汚れ除去。

高弾性塗料:大地震時の基礎クラック追従性向上。

遮熱塗料:屋上床や外壁で太陽熱を反射し冷房費節約。

ナノテク塗料:防水性・耐汚染性・密着力向上。


10.まとめ

住宅コンクリート塗装は、建物の耐久性・美観・省エネ性能を大きく左右する重要なメンテナンス項目です。特に基礎・外壁・床は劣化が進行しやすく、定期的な塗装で雨水侵入やクラック進行を防ぐことが不可欠です。

DIYも可能ですが、長期耐久性を求める場合や施工範囲が広い場合はプロの塗装業者への依頼が望ましいでしょう。コンクリート塗装は単なる見た目の改善だけでなく、「建物寿命の延長」「防水・防錆効果」「住宅資産価値の維持」に直結する非常に重要な作業です。

最新の高機能塗料や施工技術を活用し、適切なタイミングで塗装を行うことで、快適・安全な住宅環境が長く維持できます。

地域密着!長持ち塗装でお客様の大切なお家を守りますご相談・見積り・診断は無料です!!

0120-540-374 受付時間/9:00~18:00(年中無休)

  • お気軽にご相談ください! 外壁・屋根診断 外壁・屋根診断はこちらから
  • クオカード進呈中! お見積り依頼 見積依頼はこちらから

他社でお見積り中の方も大歓迎!失敗しないためにもぜひ比較してください!!